6,日月神示(ひふみ神示)の真の解釈
「人類最後の日」とはこの岩戸開き

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次に、今回の岩戸開きで神様が一番強調しているのが分子の構造を変えてしまうという事です。これは岡本天明氏が書いた「古事記数霊解序説」新日本研究所発行を基に説明していきます。この本は私は何となくしか理解できていません。皆様も岡本天明氏のこの本を読んで下さい。簡単な本ではないです。この本からは教えをいっぱい頂いたのですが、もっとかみ砕いて書いて下さっていればと思います。天明氏が存命だったら直接お会いして教えを請いたいです。

図−1

この図―1は占いで九星占星術(一白水星、二黒土星、三碧木星、四緑木星、五黄土星、六白金星、七赤金星、八白土星、九紫火星)や四柱推命等で使用され、誕生日から個人の誕生星を割り出しその星がどの座に入るかによってその年の運勢をだします。毎年年末になれば各団体から出された運勢の本が本屋さんに並んでいます。ちなみに、誕生星が図ー1の1の座に入った年回りの人は厄年になります。その年の個人の運勢だけでなく世の中の運勢もこれから導きだせます。仏教の密教の曼荼羅図は表中の数字を仏様に入れ替えた図です。今の八方世界は人の運勢等が割り出せる等のことからも、この定盤の理、法則に影響されているのです。この図―1は如何にしてできたのでしょうか。

図−2

 人民の肉体も心も天地も皆同じものから同じ想念によって生れたのであるぞ。故に同じ型、同じ性をもっているぞ、そのかみの天津神はイザナギ、イザナミの神と現われまし、成り成りの成りのはてにイザナギ、イザナミの命となり給ひて、先づ国土をつくり固めんとしてオノコロの四音の島をならし八尋殿(やひろどの)を見立てられたのであるぞ、これがこの世の元、人民の頭に、東西南北の四方があり八方と拡がるであろうが、八十となり、八百、八千と次々に拡がりて八百万(やをよろづ)となりなるのであるぞ。 五十黙示録 第六巻 至恩之巻 第五帖

この上の引用文までは図ー2の通りだったのですがこれでは法則性がないので2と8を入れ替えた(一ヒネリ)のです。
図−3

 岩戸しめの始めはナギ(伊邪那岐命)ナミ(伊邪那美命)の命の時であるぞ、ナミの神が火の神を生んで黄泉国に入られたのが、そもそもであるぞ、十の卵を八つ生んで二つ残して行かれたのであるぞ、十二の卵を十生 んだことにもなるのであるぞ、五つの卵を四つ生んだとも言へるのであるぞ、総て神界のこと、霊界のことは、現界から見れば妙なことであるなれど、それでちゃんと道にはまってゐるのであるぞ。一ヒネリしてあるのぢゃ、 天と地との間に大きレンズがあると思へば段々に判りてくるぞ 五十黙示録 第二巻 碧玉之巻 第十帖

【 『洛書』のタテ、ヨコ、ナナメとも、その線上に浮かぶ三つの数を加えると15数となり、本来ならば第42図の如きであるべきですが、その艮(ウシトラ)から坤(ヒツジサル)に向かう線上にある2と8とを取りかえることによって、いずれも15数となるわけであります(第42図)。
 先に述べた八方世界も、この艮の隅(8→80)に大きな秘義がかくされているのでありますが、それはなにゆえに、この艮と坤の線にのみ謎があるの図−4でしょうか。それは、言うまでもなく、本来10を頂点として完成すべきものを8でとどめ、そこにシワヨセし、9と10との間を遮断したからであります。この遮断されたままで一応の呼吸をなすためには、2と8を入れかえねばならないのであります。それはちょうど、母音を発生順にしては活用できず、一カ所をひっくり返さなければならぬのによく似ております。またメヴュースの輪は一ヒネリすることによって、表裏一体となります(小著『日本通信』参照)。甘柿の種をまいても生まれ出たままでは、渋柿であり、ツギ木する(一ヒネリする)ことによって、甘柿となる現象と軌を一にし、ここに、一つの鍵がかくされているようであります。】 
引用102〜103ページ 「古事記数霊解序説」 第1版発行 昭和47年1月5日 第2版発行 昭和53年6月1日 著者:岡本天明 発行者:思金鴻秀 印刷者:篠倉鉄郎 発行所:(株)新日本研究所

 2と8を入れかえる事により図ー4の通り各行の足し算()が15数になります。一つの法則ができました。
図−5
【『古事記』のナギ・ナミ二神が天の御柱をめぐる段をよく見ますと「汝(ナミ)は右より廻れ、吾(ナギ)は左より廻る」と明記してあります。つまり、奇数は左より廻り、偶数は右より廻ることを示したものでありまして、第44図を見て頂くとハッキリいたします。】引用105ページ 「古事記数霊解序説」
 


  
ナミの神は偶数を小さい数より順序よく右側から廻り、ナギの神は奇数を小さい数より順序よく左側から廻ったのです。ここでも2と8を入れかえる事により一つの法則ができました。

  順序が判れば初段、和に徹すれば名人。ひふみ神示 補巻 月光之巻 第十三帖

  何事も順正しくやりて下されよ、神は順であるぞ、順乱れた所には神の能(はたらき)現はれんぞ。 ひふみ神示 第十三巻 雨の巻 第九帖  

 
 
天神は国土をつくり固める為に、ナギ、ナミ両神にヌホコ、ヌホト両方与えていれば十方世界ができたのですがヌホコしか与えなかったので八方世界ができました。
 私はまだ完全に理解できてないのは2と8を入れかえた時期、タイミングのことなのです。
一つめの解釈は、(私なりの解釈ですが)ヌホコ、ヌホトを与えられていれば10の道具で作るので完全なのができたのだがヌホコだけで作るということは8までの道具しか与えられなかった。しかし両神は10の道具と同じ感覚で作ったら始めは失敗してヒルコとアワシマができたのではなかろうか。そこで8の道具でもって作っても10の道具で作ったのに近い法則性のあるものを作ろうとすればある細工をしなければならなかった。この細工が2と8を入れかえる事。この時が一つのタイミング。

  ナギの神は御一人で神々をはじめ、いろいろなものを生み給ふたのであるぞ、マリヤ様が一人で生みなされ たのと同じ道理、この道理をよくわきまへなされよ。此処に大きな神秘がかくされている、一神で生む限度は七 乃至八である、その上に生まれおかれる神々は皆七乃至八であるが、本来は十万十全まで拡がるべきもので ある。 五十黙示録 第六巻 至恩之巻 第九帖

 二つめはナミの神が火の神を生んでヌホトを焼かれて黄泉の国に入られ二神が別れ別れになった時。この二つの内のどちらかになるのは間違いないと思います。
 この2と8を入れかえた時にできた法則が
順序の理との理なのです。この二つの理は大法則です。
 
図−6 四と八によってなされたのであるから、森羅万象の悉(ことごと)くがその気をうけてゐるのであるぞ。原子の世界でもそうであろうが、これが今の行き詰りの原因であるぞ、八では足らん、十でなくてはならん、 0でなくてはならんぞ。岩戸ひらきの原因はこれで判ったであろうがな。 五十黙示録 第六巻 至恩之巻 第六帖 

図ー6は分子構造図ですが、電子の配置数は2、8の気を受けているのが判ります。岡本天明氏は「古事記数霊解序説」のなかでメンデーレフの原子の周期表をもとにこの事を説明しています。なんとなく判りますが、私には奥が深いです。この図−6が単純で説明しやすいです。

  太陽は十の星を従へるぞ、原子も同様であるぞ。物質が変るのであるぞ、人民の学問や智では判らん事であるから早う改心第一ぞ、五十黙示録 第六巻 至恩之巻 第十六帖

 
十方世界の分子構造は図ー6の八方世界の分子構造で電子が2個のところが5個になり、8個のところが10個になるのではないでしょうか。分子構造が変わるということは、この世の一切が変わるのです。人間の肉体、空気、水、土、建物等の構造物、生き物ら全てです。

 人民迄変るのが今度の大立替、食物も、衣類も、住居も皆変るぞと申してゐる時が来ているのぞ、いつ迄チョ  ンマゲを頭にのせてゐるのか 五十黙示録 第三巻 星座之巻 第十帖 

 
人民一度死んで下されよ、死なねば甦られん時となったのぞ、今迄の衣をぬいで下されと申してあろう、世がかわると申してあろう、地上界の総てが変るのぞ、人民のみこのままと言うわけには参らぬ、死んで生きて下されよ、 五十黙示録 第三巻 星座之巻 第八帖

 
八方的地上から十方的地上となるのであるから、総ての位置が転ずるのであるから、物質も念も総てが変るのであるぞ。これが元の元の元の大神の御神策ぞ、今迄は時が来なかったから知らすことが出来んことでありたなれど、いよいよが来たので皆に知らすのであるぞ。百年も前からそら洗濯ぢゃ、掃除ぢゃと申してありたが、今日の為であるぞ、岩戸ひらきの為であるぞ。今迄の岩戸ひらきと同様でない、末代に一度の大岩戸(言答)ひらきぢゃ。 五十黙示録 第六巻 至恩之巻 第十四帖

 十方世界の分子構造で出来た世の中とは次のように神示であります。

  
神の世と申すのは、今の臣民の思ふてゐるやうな世ではないぞ、金(きん)は要らぬのざぞ、お土からあが りたものが光りて来るのざぞ、衣類たべ物、家倉まで変るのざぞ。草木も喜ぶ政治と申してあらうがな、誰でもそれぞれに先の分る様になるのぞ。お日様もお月様も海も山も野も光り輝いて水晶の様になるのぞ。悪はどこにもかくれること出来ん様になるのぞ、ばくち、しょうぎは無く致すぞ。雨も要るだけ降らしてやるぞ、風もよきやうに吹かしてやるぞ、神をたたえる声が天地にみちみちて うれしうれしの世となるのざぞ。 ひふみ神示 第四巻 天つ巻 第二十帖

  今迄の様な大便小便 無くなるぞ。不潔と云ふもの無き世となるのざぞ。不潔物 無くなるのぞ。新しき神の世 となるのざから、神々にも見当取れん光の世となるのざぞ。 ひふみ神示 第十二巻 夜明けの巻 第六帖

 
次の日月神示の引用を岡本天明氏が数霊で説明しています。図ー7は天明氏のを基に私が省略して作ったのですが、天明氏は図−7にもう一つ外枠を作り図−7の8の外枠の数字が80になるようなのをのせて説明しています。この図でなんとなく判るのではと思います。

 国土をつくり固める為に、根本大神が何故にヌホコのみを与へたまひしか? を知らねば、岩戸ひらきの秘密 はとけんぞ。千引岩戸をひらくことに就いて神は今迄何も申さないでゐたのであるなれど、時めぐり来て、その 一端をこの神示で知らすのであるぞ、 五十黙示録 補巻 紫金之巻 第十帖
図−7

 
ナギ、ナミ夫婦神は八分通り国土を生み育てられたが、火の神を生み給ひてナミの神は去りましたのであるぞ。物質偏重の世はやがて去るべき宿命にあるぞ、心得なされよ。ナミの神はやがて九と十の世界に住みつかれたのであるぞ。妻神に去られたナギの神は一人でモノを生むことの無理であることを知り給ひ、妻神を訪れ給ひ、相談されたのであるなれど、話が途中からコヂレて遂に別々に住み給ふ事となり、コトドを見立てられて千引の岩戸をしめ、両神の交流、歓喜、弥栄は中絶したのであるぞ。 五十黙示録 第六巻 至恩之巻 第八帖



 
『それはさておき、ここに大きな疑問が湧いてくる筈です。それは、天意の総意によって、ナギ、ナミ二神に対して、タダヨヘルクニの修理固成を命じながら、「なにゆえに固成の具としてヌホコのみをお与えになったのか」と言うことであります。「なにゆえにヌホコと共にヌホトをお与えにならなかったのか」ということであります。
 言うまでもなく、ヌホコとは男性の具であり、ヌホトとは女性のそれであります。この一方的具によって、一応の修理固成はなされたのではありますが、ここに、はかり知れざるほどの「神策」があったと思われます。今日の世界大混乱の遠縁はここにあり、したがって大転位的な「岩戸ひらき」が必然的に行われなければならないのであります。
 これを数霊的に申すならば、奇数(男)的配列ないし奇数的用によって修理固成せんとするもので、結果は、当然、未完成となるのであります。ですから、局部的に見るならば、神策の真意が判らなくなるのであります』

引用47ページ 「古事記数霊解序説」

 【『古事記』によると、「伊邪那岐命・・・・・是にその妹伊邪那美命を相美まく欲して、黄泉国に追ひ往でましき。・・・・・伊邪那岐命語らひたまわく、<愛しき我が那邇妹命、吾汝と作れる国未だ作り竟へずあれば、還りまさね>と詔りたまいき。」とあります。
 この条は非常に重要な箇所であります。即ち、「国生みは1から8までしかできていない」、「未だ完全につくり終えていない」のであって、数霊的に申すならば、次に「9と10」(または0)を生まなければならない。だから「かへりまさね」と申されたわけであります。伊邪那美命も、これはごもっともと共鳴されましが、一寸した行き違いから(『古事記』に詳述してあるので、ここでは略す)両神の争いとなり「千引岩」をたてて交通遮断と言うことになったのであります。しかし、この点に深い神秘・神策がかくされておるのでありまして、これを解明するには、どうしても「数霊の鍵」が必要となってくるのであります。
 『古事記』によると、「すなわち千引岩を、そのヨモツヒラサカに引き蓋へて、其の石を中におきて、各対き立たして、事戸(コトド、九十戸)を渡す時に・・・・・」とあります。
 この一節も、きわめて重要な数霊的意義をもつもので、古事記数霊解の焦点の一つであります。】

 引用60〜61ページ 「古事記数霊解序説」

 『素尊は「吾は妣の国、根の堅洲国にゆかむ」とて、この八十?手から9、10(90、100)の国に入ったと言われております。また日本の神道系宗教に現れる国之常立の神は、この八十?手(艮)に落とされておりましたが、時満ちて、また艮から現われる―と言う意味の根本神示があります。右の如く「大地にゆかりのある」、または支配する使命をもつ神々は、この八十の角に深い縁があるのであります。
 かくして、前述の如き重大なる意義をもつ千引岩をひらいて、ナギ、ナミ夫婦神の交流、和合、合観、大和という段取りとなり、「夫婦神の生み残したと表現」されている所の国を生み、万物を生み、天つ神が最初の御想念のままなる弥栄大和の世界が現出することとなるのであります。
 私が十数年来叫びつづけてきた、「人類歴史にない程の大異変」とは、この岩戸がひらかれることであって、私は「転位」と言う言葉で表現しようとしたのであります。多くの宗教書、予言書等に示された「人類最後の日」とは、この岩戸ひらきのことであって、数霊的に申せば「八方世界から十方世界に」移行することであります。』
 引用69〜70ページ 「古事記数霊解序説」

 空白とは九八九であるぞ、八と九、九と八の境をひらくことが岩戸を開くことぢゃ、空白とは最も根本を為す最も力あることであるぞ。五十黙示録 第一巻 扶桑之巻 第四帖
 
 
百不足(モモタラズ) 八十隈手(ヤソクマデ) いまひらかんときぞ。五十黙示録 第一巻 扶桑之巻 第十五帖

 七は成り、八は開くと申してあろうが、八の隈(くま)からひらきかけるのであるぞ、ひらけると 0と九と十との三が出てくる、これを宮と申すのぞ、宮とはマコトのことであるぞ、西と東に宮建てよと申すこと、これでよく判るであろうが、 五十黙示録 第二巻 碧玉之巻 第五帖

 日本が秘の本の国、艮(宇詞答裸)(ウシトラ)のかための国、 日(ヒ)出づる国、国常立大神がウシトラの扉をあけて出づる国と言うことが判りて来んと、今度の岩戸ひらきは判らんぞ、こんなことを申せば、今のエライ人々は、古くさい迷信ぢゃと鼻にもかけないなれど、国常立命がウシトラからお出ましになることが岩戸(言答)ひらきぞ、 五十黙示録 第五巻 極め之巻 第四帖

 フトマニとは大宇宙の法則であり秩序であるぞ、神示では012345678910と示し、その裏に109876543210があるぞ、 0九十(マコト)の誠であるぞ、合せて二十二、富士(普字、不二)(フジ)であるぞ。神示の始めに示してあろう。二二(富士)は晴れたり日本晴れぞ。五十黙示録 第六巻 至恩之巻 第二帖

 ナルの仕組とは成十(七 十)の経綸であるぞ、八が十になる仕組、岩戸(言答)ひらく仕組、今迄は中々に判らなんだのであるが、時節が来て、岩戸がひらけて来たから、見当つくであろう、富士(二二、普字)と鳴門(ナルト)(七◎十、成答)の仕組、結構致しくれよ。五十黙示録 第三巻 星座之巻 第二帖

 富士と鳴門の仕組わかりかけたら、いかな外国人でも改心するぞ ひふみ神示 第八巻 岩戸の巻 第九帖

 富士と鳴門の仕組みわかりかけ致しましたでしょうか。ちなみに夫婦も二二です。

  国土をつくり固める為に、根本大神が何故にヌホコのみを与へたまひしか?
  五十黙示録 補巻 紫金之巻 第十帖


 天明氏はこれに関しては解答していません。私の解釈を紹介します。単純です。

  天も変るぞ地も変るぞ。此の方等が世建直すと申して此の方等が世に出て威張るのでないぞ、世建直して世 は臣民に任せて此の方等は隠居ぢゃ、隠れ身ぢゃぞ。 ひふみ神示 第十三巻 雨の巻 第十五帖

  新しき世とは神なき世なりけり。人、神となる世にてありけり。世界中 人に任せて神々は楽隠居なり、あら楽 し世ぞ。 ひふみ神示 第十四巻 風の巻 第十四帖

天理教では神様は「夫婦(二二)の陽気くらしを見て楽しもうと思われた」とこの世を作った思惑を仰っています。最初からヌホコ、ヌホトを与えていれば完全なものが出来上がり神様は隠居しなければならないのです。最初から隠居はしたくなかったのでしょう。それでヌホコのみを与え未完成の人を作り、夫婦共々仲良くし、神様の方へ向かって成長してくる言い換えれば進化(神化)するのを見て楽しもうと思われたのだろうと思います。人の親と子供との関係と同じだろうと思います。赤ちゃんが出来、無邪気に笑い、親を信じてまとわりつき、なにも判らなかったのが智慧がつき、体も段々大きくなっていくのを見て、人の親は我が子の子育てを楽しみます。この人の親の楽しみと同じ楽しみを神様は味わいたかったのだろうと思います。始めから完全なものを作ったらマンネリで面白くないと思われたのでしょう。これがヌホコしか与えなかった理由と思います。


 ・神が主であり人民が従であると申してあろう。これを逆にしたから世が乱れてゐるのぞ。結果あって原因あるのでないぞ。 ひふみ神示 第二十九巻 秋の巻 第二十三帖
 
 ・何も知らずに上に登りて、神を見おろしてゐる様で、何でこの世が治まるものぞ。天と地の御恩といふことが神の国の守護神に判りて居らんから難儀なことが、愈々どうにもならん事になるのぞ ひふみ神示 第九巻 キの巻 第九帖  

 ところが神様の方へ向かわず悪神の方へ向かう人民ばかりになってしまったのです。神様は、こうなることは大体はわかっていたようです。

 ダマシタ岩戸からはダマシタ神お出でましぞ、と申してくどう知らしてあろがな、ダマシて無理に引張り出して無理するのが無理ぞと申すのぞ、無理はヤミとなるのざぞ、それでウソの世ヤミの世となって、続いてこの世の苦しみとなって来たのざぞ、こうなることは此の世の始から判ってゐての仕組、心配せずに、此の方に任せおけ任せおけ。 ひふみ神示 第二十二巻 青葉の巻 第十四帖

 絶対の責任は神、相対の責任は人民。 ひふみ神示 第二十四巻 黄金の巻 第三十四帖

 これはこの世の乱れの原因はヌホコしか与えなかった神様が絶対の責任で、その相対の責任が人民ということでしょう。これは聖書を教理としている宗派の方々は受け入れられるでしょうか。

 悪が出来たのも先に説明した2と8を入れかえた時でしょう。どのように出来たかはまだ解明出来ていません。

元の二八基(じゃき)光理(こり)てわいて出た現空(あく)の種は二八基(じゃき)と大老智(おろち)と世通足(よつあし)となって、二八基には仁本の角、大老智は八ツ頭、八ツ尾、四通足(よつあし)は金母であるから気つけておくぞ。世通足はお実名に通(つ)いて分けてゐるから、守護神どの、臣民どの、だまされぬ様に致して下されよ。 ひふみ神示 第五巻 地つ巻 第十八帖

 オロシヤの悪神(あく)と申すは泥海の頃から生きてゐる悪の親神であるぞ。 ひふみ神示 第七巻 日の出の巻 第二十帖
  
 悪神に関することで、日月神示の中に悪神の仕組みで神の国を千切りにするというのがあります。

 まだまだ悪魔はえらい仕組してゐるぞ、神の国千切りと申してあるが、喩(たと)へではないぞ、ひふみ神示 第一巻 上つ巻 第三十五帖

 神の国を千切りにして膾(ナマス)にするアクの仕組は分りて居る、アクの神も元の神の仕組を九分九厘までは知ってゐて、天地ひっくり返る大戦となるのぞ。 ひふみ神示 第一巻 上つ巻 第二十八帖

この悪神の千切りに対して神様は反対に次の内容のことを言っています。

 神の国の山々には皆神祀れ、川々にみな神まつれ、野にもまつれ、臣民の家々にも落つる隈なく神まつれ、まつりまつりて弥勒(みろく)の世となるのぞ。臣民の身も神の宮となりて神まつれ、祭祀(まつり)の仕方 知らしてあろう、神は急(せ)けるぞ。 ひふみ神示 第三巻 富士の巻 第十七帖

 山にも川にも野(ぬ)にも里にも家にも、それぞれに神祀れと申してあろがな、ここの道理よく分らんか。神は知らしてやりたいなれど、今では猫に小判ぞ、 ひふみ神示 第三巻 富士の巻 第二十一帖

 この道理とはどういうことか。

 自分の衣は自分の外側であるぞ。自分を霊とすると、衣は体、衣着た自分を霊とすれば家は体、家にゐる自分を霊とすれば土地は体であるぞ。更に祖先は過去の自分であり、子孫は新しき自分、未来の自分であるぞ。兄弟姉妹は最も近き横の自分であるぞ。人類は横の自分、動、植、鉱物は更にその外の自分であるぞ。切りはなすこと出来ん。 ひふみ神示 第三十巻 冬の巻 第一帖

  一切が自分であるぞと云うことは例へでないぞ。そなたは、食物は自分でないと思うてゐるが、食べるとすぐ自分となるでないか。空気も同様、水も同様ぞ。火も同様、大空もそなたぞ。山も川も野も海も、植物も動物も同様ぞ。人間は横の自分ぞ。神は縦の自分ぞ、自分を見極めねばならん。自分をおろそかにしてはならん。一切をうけ入れねばならんぞ。一切に向って感謝しなければならんと申してあろうが。 ひふみ神示 補巻 月光の巻 第三十一帖

 人間は岩戸が開けるまで(チャクラが開けるまで)は肉体に意識は閉じ込められているので上の引用の意識にはなれませんが、岩戸が開けたら肉体に閉じ込められていた意識は肉体から解放され一切が自分というのが判るようになるそうです。また日本に起こったことが世界に起こる。日本に起こったことは人間に起こるというのも法則と考えられます。ということは悪神は、まず日本を千切りにして日本に人や物の流れ(人間では気の流れ、血液の流れ、クンダリーニに相当)を断ち切ろうと考えているのです。そうすれば人類の岩戸開きに重要なクンダリーニの覚醒がなくなるからです。また世界も千切りになる日がくるという法則を使おうとしているのです。この反対に神様は日本中に神をまつることによって日本に気の流れを良くすることによって、それは日本に起こったことが人類のそれぞれの人間に起こるという法則を使い、人間が岩戸を開けやすい状況にしようと思っているのです。だから早く神様の仰る通り日本中に神様をまつったら人類の岩戸が開き安くなるということなのです。



目 次

1,トップページ   2、自己紹介 
神示が解け始めた経緯
3,序論(前書き) 
4,地球の陸地の姿は如何に変わるか  5,人間の岩戸開き 神示に
チャクラ、クンダリーニがあった
6、人類最後の日とはこの岩戸開き
分子構造が変わり全てが崩壊する
7、民主、自由主義の屁理屈
あなたは霊界の何階から
産まれてきましたか?
8、奥山でしていた朝夕のお勤め 9、実践編 夫婦の借銭祓い
理にかなった夫婦とは
 
10、逆立ちとはイロの乱れからだった
 ノアの洪水時、陸地は逆立ちになった
 
   
 

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